薬剤師は飽和してる?不足してる?

薬剤師は飽和してる?不足してる?

求人情報などでも薬剤師の情報はよく見かけます。その中で薬剤師不足などのニュースを見かけることもあります。

 

■薬剤師は飽和?それとも不足している?

 

薬剤師の数を見てみますと、厚生労働省の統計では全国にいる薬剤師の数は約28万人で、毎年数千人程度増加しています。
薬剤師というと安定職業の花形でしたが、今後はどのように変化していくのでしょうか。
薬剤師になるためには薬科大学に入学することになりますが、薬科大学は定員割れが続いた過去もあります。
その背景には2004年以降の薬科大学の新設ラッシュがあります。さらに2006年に始まった、薬学部6年制の実施も影響しています。
薬剤師の今後のことを考慮しての改革でしたが、実際のところ2011年には20校、また2012年には19校の定員割れがありました。
これに対して文部省も、定員割れした大学に指導を行いました。
指導の効果があったのか、2013年には定員割校は減少し、入学者数が増加した大学も出てきました。
薬剤師国家試験を受験する人たちも毎年増加しており、今も人気の職業だと言えます。

 

このように薬剤師数は現在毎年増加しており、今後も増加の予定が見込まれています。
薬剤師の需要の数については、2015年には26万人、2028年には27万人と予測されています。
しかし供給の数はこれを上回っています。
全体的に見ると供給増加数に対する需要増加数の割合は少なく、今後就職できない薬剤師が増えてくることも考えられます。
厚生労働省の統計から見ると、数字の上からでは薬剤師は既に飽和状態という結果となっています。
しかし地方や職場によっては、足りないところがあるのも事実です。そちらも考慮する必要があります。

関連ページ

薬剤師の歴史について
薬剤師の求人を港区でさがすメリット、他の地域と比較した時給相場などをご紹介♪
日本に薬剤師はどれくらいいる?
薬剤師の求人を港区でさがすメリット、他の地域と比較した時給相場などをご紹介♪
給料をあげるためには
薬剤師の求人を港区でさがすメリット、他の地域と比較した時給相場などをご紹介♪
コミュニケーションの重要性
薬剤師の求人を港区でさがすメリット、他の地域と比較した時給相場などをご紹介♪
面接での心構え
薬剤師の求人を港区でさがすメリット、他の地域と比較した時給相場などをご紹介♪
薬剤師に役立つアプリ
薬剤師の求人を港区でさがすメリット、他の地域と比較した時給相場などをご紹介♪